新人・若手弁護士は、自治体、医療機関・福祉施設、企業等の要請に応じて各組織に派遣され、組織内弁護士として活動します。OATCは、各組織からの照会を集約し、それら組織にふさわしい弁護士を順次派遣していきます。 公共性が高く中立的な立場にある国立大学法科大学院を母体とするOATCが「橋渡し役」となり、ふさわしい人材をふさわしい地域組織に派遣することによって、社会的ニーズに対応したリーガルサービスを地域社会に提供することが可能となります。
新人弁護士は、多くの場合、まず、最初に就職した事務所で、幅広い分野の事件を取り扱い、経験を積みます。専門分野を深める場合は、その所属する事務所の得意とする分野に限定されるのが実情です。その結果、専門家として深めたいという分野(自治体法務、医療・福祉法務、企業法務等)があっても、就職した法律事務所が、その分野を取り扱っていなければ、その分野の専門弁護士になることができません。OATCは、その実務研修と人材派遣事業により、すでに一定の経験を有している若手弁護士に、本来の自分の関心に合った方向でのキャリアアップの機会をも提供します。
「のぞみ法律事務所」は、組織内弁護士を養成するために、新人・若手弁護士に、実務研修(On the job training)の機会を提供する法律事務所です。 連絡先は、以下の通りです。(本年12月20日開設予定)
【住 所】 〒700-8530 岡山市北区津島中三丁目1番1号
【T E L】 086-251-8412
【E-mail】oatc-office@law.okayama-u.ac.jp